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プロに聞く、自分でできるエアコンクリーニング の方法


エアコン内部にはカビやホコリがいっぱい。

外から見ただけでも使っていくうちに汚れが溜まっていくのが分かりますよね。

今回は、ご家庭でもできるエアコンのお手入れ方法プロが解説します。

また、自分でお手入れしようとして、壊してしまったり、余計にカビが発生しやすくなったり、臭いがするようになってしまったという例もあります。

そうした、よくある失敗例や注意点も解説します。

今回のポイント

目次

ポイント

1.エアコンの汚れってどんな汚れ?

  • 1.1 ホコリ
  • 1.2 花粉
  • 1.3 カビ

2.プロが教えるエアコンクリーニングの方法

  • 2.1 フィルターをこまめに掃除する
  • 2.2 消毒用エタノールを使用する

3.熱交換器、ファンはプロにおまかせ

1. エアコンの汚れってどんな汚れ?

エアコンの汚れは大きく分けて主に次の3つです。

1.1 ホコリ

エアコンは室内の空気を吸って巡回させているので、お部屋にホコリが多いと内部にどんどんホコリを溜め込んでしまいます。

ホコリはカビの餌となってしまうため、定期的なフィルターお掃除が必要です。

ファンや、熱交換器にホコリが溜まってしまった場合はプロによるエアコンクリーニング が必要となってきます。

1.2 花粉

エアコンは室内の空気を循環させているので、花粉が混じった外部の空気が入ってくるということは基本的にありません。

しかし、ホコリなどと一緒に室内にもともとある花粉が吸い込まれ室内に撒き散らしてしまう可能性があります。

花粉が溜まりやすい場所はやはりフィルター、熱交換器、ファンです。

花粉症の方で、エアコンをつけた途端くしゃみが出てしまう方は、エアコンクリーニング をおすすめします。

1.3 カビ

エアコンの汚れて一番怖いのはカビです。

特に「トリコスポロン」と呼ばれる真菌(カビ)が放出する胞子を吸い込むことで「夏型過敏性肺炎」のリスクが高まると言われています。

カビの多くは温度25度以上、湿度60%程度で発生し、湿度80%で爆発的に増殖します。

エアコン内部は湿度が90%以上に達しているので、カビの餌となるホコリなどを清掃をしていないと、カビの発生源になってしまいます。

また、トリコスポロンはとても小さな胞子なのでエアコンの風に乗ってあちこちに運ばれ、新たなカビ発生箇所を増やしてしまいます。

2. プロが教える自分でできるエアコンクリーニング の方法

では、エアコンクリーニング って自分でできないの?

結論から言うと、汚れがある程度溜まってしまったエアコンクリーニング は、やはりプロに頼まないと綺麗になりません。

分解せずに、市販の洗浄スプレーなどを使用すると、電装部分などに薬剤が入り込んでしまい、故障するケースが多いのでおすすめしません。

でもご家庭でも自分でできるお掃除方法や、汚れを溜めない方法がありますので、これから解説します。

作業に入る前に注意点を一つ

思わぬ誤作動を避けるために作業前には必ず電源プラグを抜いてください。

2.1 フィルターをこまめに掃除する

エアコンをキレイに保つコツは、とにかくフィルターをこまめに掃除することです。

フィルターがホコリで詰まってしまうと、今度はフィルター以外の場所からホコリ混じりの空気を直接吸い込んでしまい、熱交換器やファンにホコリが溜まってしまいます。

そうなってしまうと、通常のお掃除で内部に詰まってしまったホコリを取り除くことはできず、プロによる高圧洗浄クリーニング が必要となってしまいます。

エアコンの奥部にホコリが溜まらないように、月に1、2度フィルターをお掃除しましょう

通常は掃除機で表面のホコリを吸うだけで十分です。

キッチンが近く、油混じりのホコリでベタベタする場合は、アルカリ洗剤をかけ、フィルターの裏からぬるま湯をかけてホコリを洗い流してください。

網に絡まって取りにくいホコリは、粘着ローラーやガムテープを使用すると良く取れますよ。

2.2 消毒用エタノールを使用する

もし、吹き出し口や、ルーバーにカビが見えているようなら、エアコンの奥部(熱交換器、ファン)にカビが繁殖してしまっている証拠です。

根本的に解決するには、やはり熱交換器やファンを高圧洗浄する必要がありますが、消毒用エタノールを使用することで、見える部分のカビを撃退することができます。

消毒用エタノール無水エタノールがドラッグストアなどでも手軽に購入できます。安価ですし、用途も広いので常備しておくと便利ですよ。

無水エタノールは引火する恐れがあるので、火気のないところで十分に使用し、換気しながら使用してください。

※電装部分、表示ランプ付近へのスプレーは避けてください。

最後に、本体全体も拭いて、コンセントを戻して完了です。

 3.熱交換器、ファンの汚れはプロにおまかせ

エアコンクリーニング はご家庭で、自分でもある程度できますが、熱交換器にホコリが詰まっていたり、回転するファンにホコリが溜まっている場合はやはりプロによる高圧洗浄が必要になってきます。

プロが使う高圧洗浄機によって、エアコンの奥まで洗浄剤を貫通させ洗い流すことができ、見えない部分のカビやホコリまで除去することができます。

アルミフィンの空気の通りが良くなることにより、電気代の節約、熱効率の向上見込めるため、エアコンの効きも良くなります。

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